はじめに:ノートに表れた成長
中学受験勉強を始めてから5か月が経ちました。この期間で、娘の成長を感じた出来事がいくつかありました。その中でも特に驚いたのが、ノートの書き方が格段に綺麗になったことです。
以前のノートは、算数の途中式や筆算があちこちに散らばり、どこで間違えたのか見直すのがとても大変でした。ところが最近は、スッキリと整理されたノートになり、間違い直しがスムーズにできるようになっています。
ノートが綺麗になったのは、娘の中で「頭が整理されてきた」「勉強の仕方が身についてきた」という成長の表れだと思っています。今回は、この変化がなぜ起きたのか、どんなメリットがあるのかを考えてみたいと思います。
以前のノート:どこが間違いかわからない!
勉強の初期はノートがカオス状態
中学受験勉強を始めたばかりのころ、娘のノートは正直「カオス」と呼べる状態でした。具体的にはこんな様子です:
- 算数の途中式があちこちに散らばっている
- 筆算がページの隅に小さく書かれている
- 問題番号が書かれておらず、どの問題の解答かが分からない
この状態では、間違い直しをしようにも、どこでミスしたのかを見つけるのが非常に困難でした。親としても、「これでは効率が悪いのでは?」と感じることが多々ありました。
さらに、当時はカラーペンを多用してノートを書き、見た目を可愛くすることが目的になっていることもありました。塾の先生からも「ノートは見た目の装飾ではなく、整理された情報が大事」とアドバイスをいただき、徐々に改善を始めました。
最近のノート:整った見た目で学習効率アップ
ノートが綺麗になった理由を考えてみた
最近では、娘のノートが見違えるほど綺麗になり、以下のような特徴が見られるようになりました:
- 問題ごとにスペースを空けて書かれている
- 筆算や途中式が丁寧に記載され、順序が分かりやすい
- 問題番号やポイントがしっかり書かれている
この変化は、以下のような理由から起きたと考えられます:
- 頭が整理されてきた
- 勉強の経験が増える中で、「どう考えるべきか」という順序が頭の中で整理されるようになりました。
- 勉強の仕方が身についてきた
- 入塾から5か月が経ち、塾や家庭学習で「効率よく取り組む方法」が自然と身についてきた結果だと思います。
- カラーペンの使い方を見直した
- 以前はカラーペンを多用して書くことが目的になっていました。しかし塾の先生や親のアドバイスを受けて、カラーペンを最低限に抑え、必要な部分を強調するためだけに使うようにした結果、ノートがシンプルで見やすくなりました。
減点方式の試験で有利に働く
ノートが綺麗になることは、学習効率だけでなく、中学受験の減点方式の試験で有利に働くと考えています。
算数の記述問題では、答えが間違っていても途中式が正しい場合には部分点がもらえることがあります。順序立てて式がしっかり書かれていれば、考え方を採点者に伝えやすくなり、点が貰える可能性が高まります。
一方、途中式が雑だったり、ノート全体が散らかっていると、正しい解法を使っていても伝わりにくくなることがあります。ノートを整理する習慣が、こうした試験対策にもつながっていると感じます。
ノートが綺麗になることのメリット
学習効率がアップする
ノートが綺麗になることで、以下のようなメリットが得られると感じています:
- 間違い直しがスムーズ:どこでミスしたのかを見つけやすく、効率的に直せる。
- 復習がしやすい:後から見返したときに内容が理解しやすく、復習の手間が減る。
- 達成感が増える:綺麗に書けることで「やった感」が出て、モチベーションが向上する。
今後に向けた取り組み
ノートを武器にさらに成績アップ
ノートが綺麗になったことで、間違い直しや復習がスムーズになり、勉強の効率が確実に上がってきています。この習慣を活かし、次は5週に1回の組み分けテストでさらなる成績向上を目指すことが目標です。
他教科にも応用する
算数だけでなく、理科や社会など、他教科でもノートをしっかり活用することで、地道に知識を定着させていけたらと思います。特に暗記系の科目では、ノートに書いて覚える作業が重要になってくるので、今後もノート活用を続けたいです。
まとめ:ノートに表れた成長、さらに広げていきたい!
今回は、中学受験勉強を始めて5か月で気付いた娘の成長、特にノートが綺麗になったことについてお話ししました。
ノートが綺麗になることは、学習効率が上がるだけでなく、試験でも有利に働く大切なスキルだと感じています。この成長をさらに活かし、これからの勉強をもっと有意義なものにしていきたいと思います。
同じように中学受験に取り組むお子さんを持つ親御さんにとっても、今回のお話が少しでも参考になれば嬉しいです!
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