クラスアップできずに落ち込む娘へ。カリキュラムテストと組み分けテストの違いを考える

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はじめに:頑張っている娘の姿に感動、でも結果が出ないことも

中学受験の勉強を始めてから、娘は少しずつ成績を上げてきました。特に2週に1度のカリキュラムテストでは、勉強のやり方が身についてきたことを実感できる良い結果が続いています。

そんな中、5週に1度の組み分けテストに挑んだのですが、思うような結果が出せず、娘は落ち込んでしまいました。「次はクラスアップするために頑張る!」と意気込んでいた分、そのショックは大きかったようです。

さらに落ち込んだ理由のひとつに、算数のテストで2問のケアレスミスによる16点の失点があったことが挙げられます。娘も「わかっていたのにミスした」と悔しがり、それがさらに心の負担となっている様子でした。

さて、なぜカリキュラムテストでは点数が取れるのに、組み分けテストでは思うような結果が出せなかったのでしょうか?今回はその理由を考え、次回の対策についても触れてみたいと思います。


カリキュラムテストと組み分けテストの違い

カリキュラムテストの特徴

  • 範囲が絞られている
    カリキュラムテストは、直近で習った2単元分がテスト範囲なので、範囲が狭く、集中して対策がしやすいという特徴があります。
  • クラスごとのレベルに合わせた問題
    カリキュラムテストは、所属するクラスのレベルに合わせた問題が出題されるため、難易度が自分に合った内容になっているのもポイントです。

これらの理由から、娘も比較的点数が取りやすく、成績が上がっているのだと思います。


組み分けテストの特徴

一方で、組み分けテストには以下のような特徴があります:

  • 範囲が広い
    組み分けテストは、直近4単元分がメインのテスト範囲です。範囲が広い分、苦手な単元が含まれる可能性が高くなり、対策が難しくなります。
  • 全クラス統一の問題
    組み分けテストは、全クラス統一のテストであり、難易度が全体的に高いことが特徴です。これにより、普段のカリキュラムテストでは見られないような難しい問題も出題されます。

さらに、娘の場合は、算数のケアレスミスが大きな失点に繋がりました。今回、2問のミスで16点を失ったことで、「あのミスさえなければ…」と落ち込んでしまったのも無理はないかもしれません。


落ち込む娘に親としてどう向き合う?

結果ではなく、プロセスを褒める

娘が「頑張ったのに結果が出なかった」と落ち込んでいるとき、親として大切だと思ったのは、結果だけでなく努力のプロセスを認めて褒めることです。

例えば、

  • 「今回のカリキュラムテストで得点が上がったのは、しっかり勉強方法を工夫したからだよね!」
  • 「次の組み分けテストに向けて、もっと良い勉強の仕方を一緒に考えよう!」

このように声をかけることで、娘自身も前向きな気持ちを取り戻せるように感じています。


誤答の原因を振り返る

また、テストの復習時には、「なぜ間違えたのか」を確認することを徹底しています。例えば:

  • どこまで理解していたのか?
  • どの部分が分からなくて解けなかったのか?
  • 分かっていたけれど、ケアレスミスをしてしまったのか?

特に、正答率が高い問題を落として失点している場合は、その問題を十分に復習し、次に同じような問題が出た際には確実に正解できるようにと話しています。

また、間違えた問題を復習しても分からない場合は、必ず塾の先生に質問に行かせるようにしています。このような取り組みを通じて、ただ「解けなかった」で終わらせるのではなく、次に解けるようにするための学びに繋げることが重要だと伝えています。

さらに、娘には「テストや問題集は解きっぱなしが一番ダメ」と何度も話しており、間違えた問題は必ず解き直しをするよう声をかけています。解いた問題をそのままにしてしまうと、せっかく勉強した時間が無駄になってしまうので、解き直しの習慣をつけることを重視しています。


次回の組み分けテストに向けた対策

範囲が広いテストに備える

組み分けテストは範囲が広いので、直前になって全範囲を復習するのは難しいです。そのため、普段の勉強から少しずつ過去に学んだ単元を復習する時間を取り入れることが大切だと考えています。

例えば:

  • 週末に1単元ずつ復習する
    → 少しずつ範囲を遡って学び直す時間を確保する。
  • 普段の家庭学習で苦手な単元を見直す
    → 苦手意識がある単元を、重点的に復習する。

難易度が高い問題への挑戦

カリキュラムテストはクラスごとのレベルに合わせて作られていますが、組み分けテストではそれ以上の難易度の問題が出ることがあります。

そのため、普段の家庭学習でも、少し難しい問題に挑戦する時間を作ることが重要だと感じています。例えば:

  • 塾のテキストの応用問題に挑戦する。
  • 過去の組み分けテスト問題を解いてみる。

これらの取り組みを少しずつ積み重ねることで、難しい問題への耐性がついてくるのではないかと思います。


まとめ:落ち込んでも成長のチャンスに!

今回、娘が組み分けテストで思うような結果が出ず、落ち込んでしまう出来事がありました。特に、算数で2問のケアレスミスをして16点を失点したことが大きなショックだったようです。

しかし、その経験を通じて「なぜ結果が出なかったのか」を振り返り、次回に向けての改善ポイントを見つけることができました。

カリキュラムテストでの成績アップや勉強方法の習得など、少しずつ成長していることを娘と一緒に振り返りながら、これからも親子で努力を続けていきたいと思います。

同じように中学受験に挑むご家庭にとって、今回のお話が少しでも参考になれば嬉しいです!

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