それは突然のひとことから始まりました
昨日の夜、娘がぽつりと漏らした言葉——
「受験、やめたいな」。
勉強が嫌になったわけではなく、遊びたいからでもなく、
理由は“不安”でした。
- 「失敗したらどうしよう」
- 「頑張っても合格できなかったら?」
- 「私には無理かもしれない」
まだ11歳の娘が抱えるには大きすぎるプレッシャー。
親として聞いていて胸が締め付けられました。
成績が思うように伸びない現実
今月受けた合不合判定テストの結果が、
本人にとってかなりショックだったようです。
春休みに総復習をがんばっていたので、
「今回はきっと良くなってるはず!」と期待していた反動もあるのかもしれません。
結果は偏差値50以下。
悪いわけじゃない、でも「このままじゃ志望校に届かない」ことは明白。
本人なりにがんばっているのに、結果がついてこないことが、
「やっても無駄かもしれない」という思いに繋がったのだと思います。
でも、「今すぐ辞めたい」わけではなさそう
話を聞いていくうちに、娘の心情が少しずつ見えてきました。
- 父親にはまだ話したくない
- 泣きながらではなく、静かに不安を打ち明ける感じ
- 勉強を拒否しているわけではない
「今すぐ受験をやめたい」ではなく、
“気持ちの整理がつかない”状態なんだと思いました。
親として、胸が痛い。だけど…
正直、親としてのわたしも自責の念にかられました。
娘がここまで追い詰められていたのに、
「受験管理」「学習サポート」「精神的フォロー」
どれも十分にできていなかったのでは…と。
- 成績を上げて自信を持たせることができていない
- プレッシャーを取り除けていない
- 親の期待が重荷になっていたかもしれない
いろんな思いがよぎります。
それでも、受験を続けるなら…
わたしが出したひとつの答えは、
「次の組み分けテストで、
“やればできる”って思える結果を取らせてあげたい」
これに尽きます。
今、娘には「自信」が足りません。
成績という“目に見える成果”でしか、
自分の頑張りを判断できない年齢なのです。
だからこそ、“結果”を一度出させてあげたい。
本人が「やっぱり受験続けてみようかな」って思えるように。
そんな風に思えるきっかけを、親として全力で作ってあげたいのです。
今後の作戦:できるだけサポートする!
次回の組み分けテストに向けて、
我が家で取り組むことをいくつか整理しました。
- 今週の単元の優先順位を決めて学習スケジュールを立てる
- 苦手な算数は3周繰り返し、1問ずつ自信に繋げる
- 過去の誤答を分析して、「できなかった→できた」に変える演習を中心に
- 理科・社会は短時間でも毎日音で触れる(録音学習)
- 「できたね!」を積極的に伝える(これ大事!)
できることを着実に、一緒にやっていきます。
おわりに:娘の「やめたい」を「がんばる」に変えるために
「辞めたい」という言葉の裏にあるのは、
きっと“怖さ”と“孤独”。
その気持ちに寄り添いながら、
一緒に一歩ずつ進めるような存在でありたいと思います。
次のテストで少しでも結果が出たら、
娘の目の色が変わるかもしれません。
不安と向き合うこの時間を、
「無駄じゃなかった」と思える日が来ると信じて、
これからも一緒に歩んでいこうと思います。
コメント