大手塾の組み分けテスト後に活かす!正答率を使った効率的な復習方法

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1. はじめに:組み分けテストの重要性と復習の必要性

中学受験を目指す家庭では、5週間おきに行われる組み分けテストが、子どもの学習状況を確認する大事な機会になっていると思います。我が家でも娘が大手塾に通い、このテストを受けていますが、テスト後の結果の使い方でその後の学習効果が大きく変わると感じています。

テスト結果を活かすためには、効率的な復習方法が欠かせません。そこで今回は、大手塾で公表される正答率を活用した、組み分けテスト後の復習方法について、私が実践していることをお話ししたいと思います。中学受験をサポートする親御さんに少しでも参考になれば嬉しいです。


2. 塾の先生が教えてくれたポイント:正答率を活用した復習方法

大手塾では、組み分けテスト後に正答率が公表されることが多いと思います。私も最初はテスト全体を復習しようとしていましたが、塾の先生から正答率を使った効率的な復習方法を教えてもらい、この方法を取り入れるようにしました。

先生によると、すべての問題を細かく復習するのではなく、正答率の高い問題を重点的に復習することが大事だそうです。

  • 正答率の高い問題:これは、他の多くの子どもたちが正解している問題で、自分が間違えた問題です。この問題は基礎的であり、受験本番でも出題されやすいものが多いので、ここをしっかり復習して解けるようにしておくことが重要です。
  • 正答率の低い問題:反対に、正答率の低い難易度の高い問題については、無理に復習する必要はないと教えてもらいました。時間をかけても得られる効果が少ないため、基礎力を固めることが先決だとのことです。

確かにすべての問題を細かく復習していると時間が足りなくなることも多かったため、正答率を参考にしたこの復習法は、とても効率的で驚きました


3. テスト結果を分析して、優先的に復習するポイントを見つける

組み分けテストが終わった後、まずは成績表やテスト結果を冷静に分析することが大事だと感じています。結果を見て、どの分野が得意だったのか、どの分野でつまずいたのかを確認するのは、次の学習に向けた重要なステップです。

特に意識しているのは、正答率の高い問題で間違えた部分です。これを見逃さずに復習することで、次のテストで同じミスを防ぐことができます。

  • 正答率の高い問題を優先的に復習:正答率の高い問題は、他の子どもたちが正解していることから、標準的な問題であることが多いです。基礎的な問題であることが多いため、ここをしっかり復習しておくことが、成績アップにつながると感じています。
  • 正答率の低い問題は後回し:一方、正答率の低い難しい問題は無理して取り組まなくても良いという考えを取り入れることで、負担を減らし、効率よく復習できるようになりました。

4. 復習スケジュールの立て方:テスト後1週間が勝負

組み分けテスト後に効率的な復習を進めるためには、計画的なスケジュールを立てることが大事だと感じています。特に、テスト後の1週間を集中して復習に取り組むことで、知識をしっかり定着させることができると思います。

  • 1週目:間違えた正答率の高い問題を中心に復習
    テストが終わってすぐは、正答率の高い問題を解き直し、どこで間違えたのかを振り返ります。ミスを見直し、しっかり理解し直すことで、次回は同じミスをしないようにします。
  • 2~3週目:弱点分野の基礎を固める
    組み分けテストで浮き彫りになった弱点分野に時間をかけ、基礎の復習に取り組んでいます。新しい授業内容もあるので無理せず、自分のペースで進めることを大切にしています。
  • 4~5週目:復習した内容を確認テスト形式で振り返り
    最後に、復習した内容をテスト形式で再確認します。これにより、テストでできなかった部分をしっかりカバーできているかどうかを確認できるため、安心して次のテストに挑む準備が整います。

5. 苦手な問題に取り組むための工夫:原田式算数プリントを活用

組み分けテストで出題される問題には、どうしても子どもが苦手と感じる分野が含まれています。我が家でも、特に算数でつまずくことが多いのですが、そんなときは次のような工夫をして、できるだけスムーズに理解できるようにサポートしています。

  • 問題をステップごとに分解する:まず、問題を一つひとつのステップに分解して考え、どこでつまずいたのかを丁寧に確認します。例えば、途中の計算や考え方の流れを振り返り、どの部分で理解が足りなかったかを洗い出すことが大事です。
  • 基礎に立ち戻る:原田式算数プリントを活用
    応用問題に取り組む前に、まずは基礎力の見直しが必要だと感じることがよくあります。特に我が家では、苦手な算数の基礎を固めるために「原田式算数プリント」を取り入れています。このプリントは、基礎的な計算問題を丁寧に扱っているため、算数の基礎を再確認するにはとても効果的です。実は、以前書いた「苦手な算数の学習方法」という記事でも触れたのですが、原田式算数プリントは無料でダウンロードできる教材で、基礎に戻りたい時に重宝しています。基礎力をしっかり固めてから応用問題に挑むことで、娘も少しずつ算数への苦手意識が薄れてきました。

6. 組み分けテスト後のモチベーション管理

テスト後の復習は重要ですが、子どものモチベーションをどう維持するかも大切だと思っています。

  • 小さな成功体験を積み重ねる:できなかった問題が解けるようになったときには「よく頑張ったね!」と積極的に声をかけることで、次への意欲が高まるようにしています。
  • ご褒美を取り入れる:特に苦手な問題にしっかり取り組んだときや、目標を達成できたときには、ささやかなご褒美を準備して、子どもが勉強に対して前向きになれる工夫をしています。

7. まとめ:正答率を活用して効率よく復習を進めよう

大手塾の組み分けテストでは、正答率が公表されるため、これを上手く活用することで、テスト後の復習がとても効率的に進められると感じています。特に、正答率の高い問題に重点を置いて復習することで、基礎をしっかりと固めながら、受験本番に備えることができます。

一方で、難しい問題に時間をかけすぎず、効率的に進めることで、無理なく学習のペースを保つことができるようになりました。

次のテストで成績アップを目指して、組み分けテスト後も効率的に復習を進めたいと思っています。同じような境遇の親御さんに、少しでも参考になれば嬉しいです。

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