好きな科目ばかり勉強する娘にどう対応する?苦手科目への向き合い方と学習バランスの取り方

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はじめに:好きな科目に偏る娘の勉強スタイル

中学受験に向けて日々勉強している娘ですが、最近、社会ばかりを楽しんで勉強する傾向が強くなっています。日本史が好きで暗記が苦にならず、さらに勉強した内容が問題でスラスラ解けることが嬉しいようです。

一方で、苦手な算数は「勉強するのが辛い」「頑張っても成果が出ない」と感じているようで、算数の学習時間が少なくなりがちです。この流れでは、苦手科目がさらに後回しになり、得意科目ばかりに偏ってしまうという課題が…。

今回は、好きな科目に偏りがちな娘にどう対応しているのか、具体的な方法や工夫をお伝えします。


娘が社会ばかり勉強したがる理由

楽しいから続けられる社会の勉強

娘が社会を好んで勉強する理由はとてもシンプルで、「楽しいから」です。特に日本史は興味があるようで、歴史の流れを覚えるのが苦にならないそうです。
さらに、社会の学習にはまんが教材を取り入れているため、楽しみながら勉強ができることも大きなポイントになっています。

また、勉強した内容が問題でスラスラ解けると、「できた!」という達成感が得られ、それがまた次の学習意欲につながる好循環を生んでいます。

算数は「辛い」「成果が出ない」という悪循環

一方で、苦手な算数は、勉強しても思うように成果が出ないことから、どうしても「辛い」「やりたくない」と感じているようです。算数の問題に挑戦して間違えるたびに、「自分には無理だ」と思い込み、ますます苦手意識が強まってしまっています。

結果として、得意で楽しい社会ばかりを勉強するようになり、苦手科目である算数や理科が後回しに…。このような状況をどう改善するかが大きな課題でした。


偏った勉強を見直すための工夫

頭ごなしに叱らない

娘が好きな社会を勉強しすぎていることに対して、最初は「もっと算数もしなさい!」と言いそうになることもありました。しかし、叱ってしまうとやる気を失わせてしまう可能性があるので、まずは具体的に偏った勉強が良くない理由を説明するように心掛けました。

例えば、次のように話しています。

  • 「社会だけでなく、算数や理科もできるようにならないと、受験で良い結果を出すのは難しいよ」
  • 「算数ができるようになると、今後もっと難しい社会の問題も楽に解けるようになるよ」

こうした理由を話すことで、娘も少しずつ「全教科をバランスよく勉強する必要がある」と理解してくれています。


スケジュールに沿った勉強を促す

娘が好きな科目だけに偏らないよう、学習スケジュールを親が組み立てて管理しています。そして、そのスケジュールに沿って勉強するよう、時々声掛けをするようにしています。

「そろそろ算数の時間だね」「このあと10分だけ理科をやってみよう!」といった形で軽く促すことで、プレッシャーを感じさせずに他の科目に取り組ませるようにしています。もちろん、嫌な時は嫌だと言う娘ですが、そこは嫌な気持ちに共感しつつ促すという感じです。


苦手な算数と向き合うための具体策

新単元ではなく「1つ前や2つ前の単元」に取り組む

娘の場合、習ったばかりの新しい単元の問題は解けないことが多く、つまずきがちです。そのため、1つ前や2つ前の単元の問題を復習として解かせるようにしています。

復習問題で正解できると、娘自身が「解けた!」という達成感を感じられ、次へのモチベーションにつながります。「できた」という成功体験を積むことが、苦手科目に対する前向きな気持ちを育てるのに役立っています。

また、過去の単元は時間が経つと忘れていくものなので、2つ前の単元を解かせることは忘れたころに解かせるという意味でも効果的かなと感じています。

傍で見守りながら声掛けをする

算数の勉強中、途中で投げ出してしまうこともありますが、そんな時は近くで見守りながら次のように声を掛けています。

  • 「解けなくても大丈夫だよ」
  • 「解けないときは、何が分からなくて解けないのかを考えてみよう」

娘が「分からない」という気持ちに寄り添いつつ、その気持ちを解消するために自分で考えさせるサポートをしています。親として見守る姿勢は大切だと感じています。

算数で成功体験を積ませる

苦手な算数を勉強させる際、小さな成功体験を積ませることを意識しています。たとえ簡単な問題でも、娘が正解したときには「すごい!」「できるようになったね!」と声掛けをしています。

ただし、やりすぎると「褒められないと頑張れない」状態になってしまうので、大げさすぎない褒め方を心掛けています。


得意科目を伸ばしつつ全体を底上げする大切さ

得意科目を活かしつつ、苦手克服を進める

好きな社会を楽しんで学んでいる娘ですが、苦手科目である算数にも向き合ってもらう必要があります。親としては、得意科目を伸ばしつつ、苦手な算数にも少しずつ取り組んでもらうことで、全体のバランスを整えるようサポートしていきたいと思っています。


まとめ:好きな科目ばかり勉強する娘との向き合い方

娘が好きな科目ばかりに偏りがちですが、親として頭ごなしに叱るのではなく、具体的な理由を説明したり、成功体験を積ませたりすることで、学習バランスを整える努力をしています。

苦手科目は時間がかかりますが、小さな成功体験を繰り返すことで少しずつ克服できると信じています。同じ悩みを抱えるご家庭に、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです!

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