苦手な理科に手をつけない娘。家庭学習の工夫と声掛けで対処する方法

はじめに:理科が苦手な娘、避け続ける日々

4教科の中で、娘が一番苦手としているのは理科です。成績も振るわず、本人も「暗記項目が全く頭に入らない」と言っています。

しかし、「苦手だからやらない → やらないからできない → さらにやらなくなる」という負のスパイラルに陥っている様子を見ると、親としては何とかこの状況を改善してあげたいという気持ちになります。

本当は「やらなきゃまずい」と自分で気付き、理科の勉強に自ら取り組むようになってほしいのですが、時間も限られている中ではそれを待っていられません。そこで、家庭学習の工夫をしながら、少しでも理科に取り組めるよう対策を考えました。


理科を避け続ける娘への声掛けの難しさ

これまでの私の対応は、主に「声掛け」でした。「毎日10分でもいいから理科をやろう」と言葉にして伝えるのですが、娘は「わかった」と返事をするだけで、実際に確認してみるとやっていないことがほとんどでした。

苦手意識と「やりたくない」という気持ちが強いため、後回しにした挙句、結局1日が終わってしまうという状態です。この状況をどう変えていくか、親としても悩み続けていました。


冬期講習のタイミングを活用して、家庭学習を計画的に

冬期講習に入り、塾での授業以外は家庭学習が中心になります。理科を避け続けている場合ではありません。そこで、これまでの声掛けだけでは不十分だと感じた私は、新しいアプローチを試してみることにしました。

具体的な家庭学習計画を指示

  • その日やるべき内容を具体的に伝えるようにしました。
    例:
    • 「理科のテキストの〇ページから〇ページまでやろう」
    • 「今日は理科を10分、その後に算数の宿題を30分やる」
  • これにより、娘自身が「何をやればいいのか分からない」と感じることを防ぎます。

勉強開始時にも声掛け

計画を伝えるだけでは、娘が行動に移す可能性が低いと感じたため、実際に勉強を始めるタイミングでも声をかけるようにしました。これによって、やらずに1日を終わらせてしまう状況を改善したいと考えています。


理科を苦手とする娘の心理を理解する

娘が理科を避け続けるのは、「やってもできない」という苦手意識が原因です。この心理を乗り越えさせるためには、まずは小さな成功体験を積み重ねることが重要だと思っています。

そのために、以下の方法を取り入れることを考えています:

短時間・小分けで取り組む

  • 1回に長時間やらせるのではなく、10~15分程度で小分けにして勉強させる。
  • 短い時間なら「これならできるかも」と感じてもらいやすい。

簡単な内容から始める

  • 暗記項目や簡単な問題を選び、取り組ませる。
  • 「解けた」「覚えられた」と感じられることで、苦手意識を少しでも薄める。

成果を褒める

  • 「今日はここまで進んだね!」「この問題、ちゃんと解けたね!」と小さな成果を大げさに褒める。
  • 親が前向きな言葉をかけることで、娘のやる気を引き出す。

今後の期待と次回の記事での報告

今回から始めた新しいアプローチがどの程度効果を発揮するかは、まだ分かりません。

ただ、娘が理科に取り組むきっかけを作り、少しずつ苦手意識を克服してもらうための努力を続けていきたいと思います。この取り組みがどう結果に繋がったのかは、次回の記事でまたお伝えしますね。

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