はじめに:苦手な理科の計算問題に悩む日々
娘は中学受験の勉強を進める中で、理科の計算問題に苦手意識を持つようになりました。特に、「てこ」「滑車」「輪軸」「ばね」「浮力」「圧力」などの単元でつまずいてしまうことが多かったのです。
最初はこの計算分野を重点的に勉強させようと考えていましたが、塾の先生からのアドバイスを受け、方針を大きく変更することにしました。
計算問題を一旦後回しに…塾の先生からのアドバイス
苦手分野に固執しない方針を決断
塾の先生からは、「この計算分野を苦手とする生徒は多い」とのこと。また、みんなが解けない問題に注力するのではなく、みんなが解ける問題を確実に解けるようにすることが、組み分けテストや2週おきのテストでの得点に繋がると教わりました。
暗記分野での得点重視
そこで我が家では、5年生の時点では計算分野に注力するのをやめ、暗記分野に重きを置く方針に切り替えることにしました。得点の取れる暗記分野をしっかりと固めることで、総合的な点数を安定させることを目指したのです。
親の葛藤と不安:問題を捨てることの難しさ
問題を捨てることへの抵抗感
親としては、「できない問題を捨てる」という決断にはかなりの抵抗がありました。特に、理科の計算問題は今後避けては通れない課題であることもあり、ここで放置してしまうことに対しては強い不安を感じていました。
先生のアドバイスを信じて切り替える
しかし、先生の言葉にも一理あると感じました。今はできないことに無理に取り組むのではなく、まずは暗記分野を徹底的に固めることに集中するという考えです。これにより、将来的に計算問題に取り組む余裕を作ることができると信じています。
暗記分野に注力する具体的な取り組み
テキストの繰り返し解きで暗記強化
暗記分野をしっかり押さえるためには、テキストの問題を繰り返し解くことが不可欠です。娘の場合、苦手な単元は何度も繰り返して解くことで理解を深めるようにしました。ポイントは、テスト範囲の問題をひたすら反復することです。
頭に入りやすい単元とそうでない単元
理科の暗記分野も、すべてが同じように頭に入るわけではありません。娘の場合、好きな単元や興味のある内容についてはスムーズに暗記できるのですが、それ以外の部分では苦労していました。とはいえ、暗記においては繰り返しやるしかないというのが基本です。
計算分野に注力しなかった理由:リソースを有効に使うため
計算問題は後回し…捨てる勇気も必要
私たちが計算分野を一旦「捨てる」決断をした理由は、限られた時間とエネルギーをどこに注ぐかという点でした。多くの生徒が苦手とする分野に多くの時間を割くのではなく、まずは暗記分野をしっかり固めることが、現時点では最善だと考えました。
今後の課題と展望:計算問題へのアプローチも考える
計算問題に再度取り組む計画
とはいえ、計算問題を完全に無視するわけではありません。今後、5年生後半や6年生にかけて、計算分野の克服にも取り組む必要があると考えています。その際には、計算の基本をもう一度見直しながら、少しずつ自信をつけていきたいと思っています。
まとめ:苦手分野との付き合い方も柔軟に
無理に苦手分野を克服しようとしない選択
娘の苦手分野である理科の計算問題に対して、無理に取り組むのではなく、まずは暗記分野でしっかり得点を取るという戦略を選びました。このように、苦手分野に対して柔軟なアプローチを取ることも大切だと感じています。
親としてのサポートも工夫が必要
親としては、無理に苦手を克服させようとせず、得意な分野を伸ばしつつ、苦手分野には後で取り組むというバランスを意識することが重要だと感じています。同じように苦手を抱えるご家庭の方々にも、少しでも参考になればと思います。
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